新型コロナで死にやすい高齢者が一番死にやすい行動をしている件(1)
2020年5月1日の政府専門家会議の会見を見ました。
示されたデータから、日本の高齢者に対し強い憤りを覚えました。
ベビー用品を買い占め、マスクを買い占め、赤ちゃんや児童、生徒向けの生活必需品を買い漁り、感染リスクにさらすどころか日常生活にも支障をきたすことをしていながら、自分たちは最も行動変容できていない日本の高齢者は一体何なのでしょう。
かつての日本は高齢者ほど規律、モラル、マナー、道徳があり、子供や若者のお手本でした。また、お手本であろうとしていました。かつては高齢者ほど「公」の精神があり、危機の際には女子供を守り自らは犠牲になる覚悟で行動していました。
ところが、今の高齢者はまさに「老害」と化してしまいました。そして、老害は大変残念なことに私の世代(アラフォー)の親世代になります。
データの見方に誤りがあるかもしれませんので、間違いは指摘いただくとして、以下私なりにデータを読み取った私見を綴ります。
なお、用いたデータはすべて2020年5月1日の専門家会議にて示された以下URLの資料より引用しています。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627254.pdf
https://github.com/contactmodel/20200501/blob/master/0501_public.pdf
1. 高齢者ほどstay homeしていない
専門家会議の資料にも記載されていますが、若年者ほど外出しておらず、高齢者ほど外出して接触行動しています。
象徴的な資料として、以下の資料があります。
なお、データの読み方に関しては、引用元を参照ください。
渋谷駅周辺の接触頻度をみると、70代x70代の接触について、4/24は、1/17に比べて昼は-6.9減っている一方で、夜は+10増えていることが読み取れます。
70代って主に年金暮らしだよね?
仕事で3月が繁忙期で、緊急事態宣言下でもやむなく仕事に出ているわけではないよね?
昼夜問わずステイホームだよね?
・・・というように考えると、これは「夜遊びに出かけている」と推測されます。
もし、周辺住民のデータを取得しているなら、1/17と同じ程度になると推測されるため、0に近い値になるのではないでしょうか。
少なくとも夜間がプラス側に振れることはなさそうです。
難波駅周辺の方は、全年代マイナスになっており、大阪人の方がまじめに外出自粛しているように見えます。
渋谷駅周辺と比べて、難波駅周辺の方がパチンコや風俗などが少ないのかもしれませんが。
ここで、年齢別の感染者数のグラフを示します。
出典:
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
よく言われているように、このデータから、50代以上は重症化しやすく死にやすいです。であるならば、この年代こそ、外出せずにステイホームで全年代と接触を絶たなければならないはずですが、いったい何をやっているのでしょう。
他の街についてもまとめてみました。次の記事で示します。