新型コロナで死にやすい高齢者が一番死にやすい行動をしている件(3)
以下記事の続きです。
次に非常に噴飯もののデータがあります。原宿周辺です。
この図から、学校が休校で暇な日曜日にも関わらず、子供たちは昼も夜も出歩いていないことがうかがえます。本来であれば原宿へ来て遊びたいはずなのに、10代、20代はすごくがんばっています。
一方、特に4月26日の日曜日、60代、70代は1月19日に比べて出歩いていることがわかります。
特に夜、70代は+38で、1月19日に比べ4割も接触機会が多いです。
一体高齢者たちは何をしていたのでしょう。
ここで、このデータが測定された範囲(メッシュ)の図を示します。
赤四角で囲われた範囲が測定範囲ですが、見たところ、高齢者が集うような場所があるとは思えません。
代々木公園に出かけているとしたら、昼に接触機会が増えそうですが、このデータだと夜に接触機会が増えています。
では、夜に一体何があったのでしょう。
推測される事として、この範囲にはJR山手線、埼京線、湘南新宿ラインが走っています。この測定は、範囲内に流入する人口を、それぞれの時刻でピックアップしているので、電車に乗っている人をキャッチしている可能性が高いと推測されます。
ではここで、2020年4月26日の天気を見てみましょう。
出典:
https://tenki.jp/past/2020/04/26/weather/3//
関東平野部は雨は降っておらず、気温も穏やかで比較的外出しやすい天気であったと考えられます。
これらのことから、次のような推測ができます。
・高齢者は、4月26日の日曜日、日中の穏やかな天気の中、昼に外出していた。
・移動は、自粛要請により空いている電車によって行われた。
・夜、帰宅するため電車に乗った。
原宿周辺の接触データから、昼夜を問わず、10~50代は、4月24日(金)よりも4月26日(日)の方が変化率が大きい、つまり、休日は外出せずにステイホームしていたことが伺えるその日に、そんな子供~現役世代の努力の間隙を縫って、高齢者が遊び歩いていたことがデータから読み取れるわけです。
なんということでしょう。
不顕性感染者がどのように感染を広げるかわからないので、故にみんなでステイホームする話であったはずです。
高齢者は外出してよいなんて、だれも言っていないはずです。
むしろ、高齢者ほど家に留まる必要があります。
なぜならば、年齢が上がるほどウイルスをまき散らしやすいからです。
出典:
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/covid-19-symposium
以上のことから、現在最も行動変容が必要な国民は
60代以降の元気に歩き回れる高齢者層
であり、最もモラルの無い国民もこの世代でした。
あぁ、情けない。
自分の親世代であることが大変残念です。
子供達、現役世代は怒ってよいですね。
社会経済的に最良の選択肢は、この世代を軟禁して罰則付きで外出禁止にし、子供や現役世代の不利益を減らすため、学校や仕事環境を元に戻すことでしょうね。