塩・糖・脂

健康管理と子育てとニュースのブログです。

新型コロナウイルスは地方の方が拡散し重大な局面になる

新型コロナウィルスで自粛が続いている昨今ですが、ゴールデンウィークを前に地方で感染者が増えてきていますね。

 

今後、都市部よりもむしろ、ゴールデンウィーク中に地方でウィルスが拡散する可能性が高いと私は予想しています。

その理由は次の通りです。

1)田舎は3密でないとの意識から、外での活動に警戒心が弱い

2)病院のキャパが少ないので、医療崩壊が早い

3)医療崩壊した時に、他都道府県との連携が悪く、コロナ患者は排除の傾向

4)村八分があるので、コロナ患者を隠蔽し、その事で対策が遅れ、感染爆発

 

村八分の文化で、都会と地方の分断が進むのは、以前書きました。今、予想通り分断の方向に動いていますね。

 

saitoulah.hatenablog.com

特に山形県岩手県などは、主要道路、駅にて体温測定などを行うようですから、さながら関所のようです。

私の懸念は、この村八分の関所文化が、悪い方向へ行くことです。

 

ゴールデンウイークの状況を予想してみましょう。

まず、都会から地方への移動は、ある程度抑制されると思われます。

一般的に言って、都会の子供が孫を連れて田舎の両親に会いに行くケースが多いでしょう。

都会の子供達(といってもサラリーマンを中心とする大人)は、やれテレワークだ、ソーシャルディスタンスだと言われて過ごしているので、ある程度の危機感は浸透している頃でしょう。

また、田舎へ車で移動しようものなら、ナンバープレートから他県人であることがわかってしまうので、地方民から強烈な弾圧、いじめにあいます。

そういった事例の報道が、今後GWに向けて増えてくるでしょう。それら報道によって、いじめられたくないので帰らない、という方向に行動抑制されると思われます。

また、ある程度理解のある人であれば、都会人は無症状キャリアの可能性があり、田舎の親に感染させてしまうリスクを考えて、自粛することでしょう。

特に地縁のない人の旅行、レジャー需要に対しては、ホテル等供給が自粛により無くなるので、抑制の方向に向かうことでしょう。

 

問題は、県内での交流による接触からの感染拡大です。

まず、GWの頃になると、このままいけば都市部は新規感染者数が低下傾向になる可能性があります。少なくとも爆発的に増えていくことはないでしょう。

そのため、都市部の状況を報道で知った地方民は、「東京が終息してきたなら自分たちも大丈夫だろう。田舎だし。」という思考になると予想されます。

すると、自粛が緩み、県内で人との接触が増えます。

もともと、田舎は近所付き合い等の交流が多いです。自粛が緩み、かつGWで休みとなれば、公民館でお茶飲みながら立ち話とか、居酒屋にはいかなくても庭でBBQとか、飲食を共にする接触機会が増える可能性が高いです。

そうなると、一気にクラスター化し患者数が増えることになるでしょう。

さらに悪いのは、村八分を恐れる心理です。GWに田舎で感染者が出たら、周囲から排除されることを恐れて、絶対に隠蔽の方向に行動します。

事実、新型コロナに感染したからと言って石を投げられた事件があるではないですか。

https://www.asahi.com/articles/ASN4Q3SX5N4PONFB00P.html

日本の田舎ならどこでもあり得ることです。そのため、どこの田舎も隠蔽の方向に走るでしょう。

しかしながら、このウイルスは隠蔽しようとすればするほど拡散します。キャリアの無症状者がウイルスを運ぶからです。

そうなれば、一気に感染爆発です。

 

田舎で感染爆発すると、医療資源が絶対的に不足します。

そこで、他県他地域と連携しよう、との話になるわけですが、現在はどこの都道府県も自分のところの病院を確保するだけで手一杯です。

しかも、上述の関所がすでに設けられているわけです。コロナ発熱患者を近隣県が受け入れるなんて絶対ありえないです。

すると、田舎の病院がない県はすぐイタリアになります。ここから先は説明はいらないでしょう。

 

よって、GW前後は、地方の方がウイルスの感染リスクが高く、重篤化及び死亡するケースが増えるものと予想されます。

 

そうならないよう、行動変容が全国でGW後まで続けば良いのですが・・・

 

プライバシーポリシー お問い合わせ