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地方で感染が拡がると食糧不足になる〜新型コロナウイルス〜

緊急事態宣言出たにも関わらず、都会から地方への移動が少なからずあるようですね。

 

歌舞伎町のホストが東京から地方都市へ移動を開始してるとか。

彼らも東京にいればメシが食えなくなる訳で、生き残りをかけて必死なのでしょう。

しかしながら、都会人が地方へ移動し、地方で感染が拡がると、その「メシ」が食えなくなる恐れがあります。

 

現在の日本の農業従事者は高齢者ばかりです。また、作業は外国人技能実習生に依存してきたので、すでに、技能実習生不足で作物の収穫作業が成り立たない農家が出てきています。

 

新型コロナウイルスに直接感染しなくても、ウイルスの影響で間接的に影響を受け、ただでさえ技能実習生不足で人手不足なのに、今後直接農業、漁業従事者に感染したらどうなるでしょう。

田畑を耕し、漁に出る人がいなくなりますね。

そうなれば、食糧供給に致命的なダメージを与える事になります。

 

こういう論を進めると、「コロナの影響で失業した人を農水産業へ充てればよい」と言い出す人が出てきますが、そう簡単にはいきません。

 

そもそも、農水産業はとても体力のいる仕事です。これに耐えられる肉体と精神力のある人がどのくらいいるでしょうか。

また、技能実習生の代わりとしてなら、比較的単純作業なので体力があればだれでもできるかもしれませんが、その技能実習生を教える側の立場、実質的に作物等の管理をする立場ともなれば、知識や経験がないとできません。

 

簡単に替えが効く仕事ではないのです。

 

そのため、都会に住む人は、自分たちの「メシ」のためにも、この時期に地方へ行ってはいけないのです。

 

 

 

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