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テレワークのメリットデメリットまとめ

今後、「新しい生活様式」により、多くの人がテレワークへ移行すると思いますが、私の考えるテレワークのメリットデメリットをまとめてみました。

 

1.メリット

1)経営者

・社屋や水道光熱費、通勤交通費等が不要となり、コスト削減できる。

・実質的に時間管理はできなくなるので、残業時間を削減でき、残業代を払わない体制へ移行でき、実質的な成果主義へ移行できる。

・実質的に労働時間管理をしなくて済むので、管理者の負荷が減る。

2)労働者

・通勤時間が削減できる。

・特に子供がいる家庭は、時間に縛られることなく仕事ができるため、例えば子供が寝ている時間に仕事をするなど、細切れ時間で仕事ができる。

・身支度不要。(実質ベッドから1分で出勤可能)

・身支度不要により、スーツなどの衣類、化粧品代のコストが削減される。

・気楽に頼める環境でないため、飛び込みの仕事が減る。

・上司の目がなく気楽。

現業でそもそもテレワークできない人は、電車等が空くので通勤が楽になる。

 

2.デメリット

1)経営者

・人材教育が困難。特にOJT

・IT環境の初期投資が必要。

・情報流出防止に対する初期投資と社員教育が必要。

・飛び込みの仕事を振りにくい。

・実質成果主義による報酬査定の仕組みを新たに設ける必要がある。

労働災害の線引きが難しくなる。

2)労働者

・実質的に時間管理ができないので、残業代が発生しない。

・実質的に成果主義に移行することになるため、フリーライダーは不利。

水道光熱費の個人負担増。

・仕事でわからないことがあった時に、知見を持つ人に質問しにくい。

・(日系企業は)上司に頑張っている姿を見せることで加点してもらう場合があるが、それができない。実質的に成果主義になる。

OJTが難しい。今まで仕事(雑用)を振れていた相手に振れなくなる。

・社員食堂や仕出し弁当で安く昼食を済ませていた人は、昼食代が高くなる。

労働災害認定が難しくなる。(例:田舎の静かなところで仕事をしようと、都会から田舎へ移動中に事故を起こすなど)

・通勤電車内で確保していた自分の時間が減る。(例:読書、勉強、エンタメ)

 

まぁ外資系企業であれば、すでに当たり前に実施されていることを、今後日系企業でも導入していこう、という方向になるだろうと予想されるので先例はありますが、本格的にやろうとすればどうしても成果主義的になるので、デメリットを被る人は一定数でてくるものと思われます。

 

今後のテレワークの姿として、日系企業的には人間関係の円滑化等含めて、3日出社2日在宅くらいで落ち着きそうと予想しています。

やっぱり人間、関係を構築するのに顔を合わせる必要ありますしね。

 

 

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